講演会のご案内
「漱石『夢十夜』を朗読する---併せて朗読について考える---」
終了しました
5月21日(日)14:00〜15:30
参加費:1,500円(中高生1,000円)
今年はリンボウ先生の朗読をたっぷりと!
<リンボウ先生からのメッセージ>
日本文学は伝統的に「朗読と聴聞」によって享受されてきた。近代文学になっても、逍遥の『当世書生気質』を始め、朗読を前提としていたと思われるものが多い。そういうなかで、真に新しい口語文を創造し得たのは漱石の大きな功績であった。しかも、漱石の文章は文字を読まなくても朗読を耳で聞いただけでほぼ完全に理解し享受することができる点で、鷗外や蘆花などとは大きな違いがある。今回は『夢十夜』を朗読しつつ、あわせて朗読という営為について、考えなくてはならぬこと、ただありのままに読めばいいというものではないというあたりを考えてみたい。
朗読・お話 | :林 望 作家・書誌学者 <経歴> 1949年東京生まれ。慶應義塾大学卒業 同大学大学院博士課程満期退学。ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。 <主な著書> 講演後サイン会も予定しています。 |
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開催日時 | :5月21日(日)14時~15時30分(開場13時30分) |
会場 | :升水記念市民図書館 |
対象 | :中学生以上(定員80名) |
参加費 | :1,500円(中高生1,000円) |
主催 | :(一財)升水記念市民図書館 |
後援 | :平塚市教育委員会・平塚市浜岳中学校区子ども読書活動推進協議会 早稲田大学平塚稲門会 |
申込方法 | :参加希望の方は、電話(火曜、土曜12時から17時のみ)、ファックス、または参加申し込みフォームより、お名前、連絡先を明記の上お申し込みください。 <申込先> 財団法人 升水記念市民図書館 TEL:0463-21-6591 FAX:0463-21-6594 参加申し込みフォームはこちら ※定員に達し次第締め切ります。 |